Midwinter Seminar

日本臨床免疫学会

セミナー概要

真冬の沖縄で君の臨床免疫学は変わる

臨床免疫学の次代を担う研究者のために生まれた短期集中セミナー「Midwinter Seminar」。真冬の沖縄で、君は研究への自信とさらなる飛躍の機会を得ます。

理事長より

東京医科歯科大学大学院
膠原病・リウマチ内科
上阪 等

セミナーが育むつながりが、君の臨床免疫学を変えてゆく

分子生物学導入により基礎免疫学は大きく進歩し、その成果として、生物学的製剤を初めとする様々な新治療薬が臨床に導入されてきました。その一方で、基礎免疫学の限界もあらわになりました。インターロイキン(IL)-1の阻害療法は、動物実験室内の関節リウマチモデルマウスに良く効いたものの、実際の患者には効かず、IL-17の阻害療法も、マウスと違ってヒトでは既存の腫瘍壊死因子(TNF)阻害療法にかないませんでした。マウス基礎免疫学だけでは臨床問題を解決できないのです。
臨床免疫学は、「臨床医が行う基礎免疫学」ではありません。臨床問題を解決するための免疫学であり、したがって、研究の背景には、常に患者さんの顔が見えなくてはいけません。参加者は、本セミナーで、このことを改めて心に刻むことができ、かつまた、臨床免疫学の面白さ、奥深さに目を見張ることでしょう。

このセミナーの特色のひとつには、縦と横のつながりがあります。
参加者には運営委員がチューターとして配属され、発表に向けて様々な事前アドバイスを受けます。発表が参加者全員にわかりやすいものとなり、発表者に有益な討論が行われるためのチュータリングです。担当チューターとの交流を深めた参加者は、当日、様々な研究領域で活躍するチューター陣とも交流します。しかも、ディスカッションファシリテーターとして参加する理事クラスの研究者とも交流することができ、縦のつながりは拡がります。
参加者同士は、セミナー開催前からグループ内ディスカッションで知り合いになり、当日は、日常から少し離れた沖縄という地の利も加わり、全員が打ち解けて、大きな横のつながりができます。
セミナー修了後も、チューターや参加者同士の交流は続きます。学会総会では、全参加者からの選抜によるワークショップも開催され、参加者のつながりは益々、拡がってゆきます。
2007年に本セミナーが始まってから、200人近くの若い臨床免疫学者が、このつながりに加わりました。嬉しいことに、このなかから、早くも次世代の臨床免疫学リーダーが頭角を現しています。

君も、臨床免疫学にとりつかれた仲間に加わりませんか。真冬の沖縄は君の臨床免疫学を必ずや変えてくれるでしょう。

Midwinter Seminarとは

専門医制度が注目され診療領域別の学会に参加するphysician-scientistsも多いと思います。一方で、臨床免疫学は診療領域を超越した学問であり、しかも、臨床応用を志向する点で基礎免疫学とも大きく違います。次々と新たな免疫療法が開発される中、この横断的学問に対する益々の重要性から2007年にMidwinter Seminar(MWS)が、生まれました。

MWSの特徴は、多領域の臨床免疫学若手精鋭研究者の育成を目的としていることです。日常を離れた沖縄の地に、各領域第一線で研究を展開するチューターの綿密な事前指導(詳細は下記参照)を受けた全国の若い研究者(Young investigators:YI)が集い、研究発表と活発な議論が行われます。

参加者は、通常の学会では得られない貴重な体験を得て、自信とやる気も得ることができるはずです。そればかりではなく、食事やフリータイムで、参加者同士の固い友情の絆を築く機会もあります。

2017年のMWSXIでは、MWS卒業生の一部がRC(Return Commentator)として出席し、YIにロールモデルを示してくれました。2018年のMWS2018においても、理事クラス・チューター・RCがYIとともに会を盛り上げてゆきます。

Midwinter Seminarに至る4ヶ月間
11月10日 受講申請書締め切り。
11月下旬 参加可否通知。参加決定者には担当チューターの通知。
チューター毎に2名程度のYIが割り当てられ、グループを形成します。
12月中旬

1月上旬
参加者間でのコミュニケーションを円滑にする紙媒体での自己紹介シート(原則、顔写真入り)の作成
発表予定スライドをチューターに提出。
当日まで eメールなどによるグループ内でのアイスブレーキング
電話やeメール・Skypeでの、または直接のチュータリング
(通常、2~3回のスライド改訂案の提出)
グループ内での事前ディスカッション

このような過程を通じて参加者は、発表力、洞察力、討論力を高めます。
セミナー当日は、発表と豊富な討論時間を活かして、参加者仲間がお互いをさらなる高みへ導き合います。

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