免疫療法を受けている方々へ

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  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がパンデミックとなっています。自己免疫疾患や悪性腫瘍などで免疫療法を受けておられる方々は不安な思いをお持ちのことと思います。
  • 中国や欧米の報告では,リウマチ疾患で生物学的製剤の投与を受けている方が特に重症化するという報告はありません。
  • 生物学的製剤, 免疫抑制剤,抗リウマチ薬,チェックポイント阻害療法など免疫療法を受けておられる方は,自己休薬は病状の悪化をきたす可能性がありますので避けて下さい。わからないことがあれば、主治医にご相談ください。
  • 妊婦さんでは、経過や重症度は非妊婦と変わらないとされています。 少数ながら胎盤を介して妊婦から胎児にウイルスが感染したことを示唆する症例も報告されていますので注意が必要です。
  • 会話の際には距離を置く、こまめに手洗いやうがいをするなど日頃の健康管理の徹底を図ってください。時差出勤や在宅勤務を含む職場環境についても勤務先と十分にご相談ください。
  • 患者さんの一般的な留意点、発熱時の対応については裏面にまとめてあるので、参考にしてください。また、詳しい情報は、厚生労働省(一般の方向け)関連学会のホームページをご覧ください。
  • なお、この情報は、令和2年4月6日時点の情報や考え方をもとに作成しています。状況に変化があった場合は、適切に改訂します。


一般的な注意点

■新型コロナウイルス感染症が広がっていますので、特に有病者の方は手洗いを徹底してください。また、閉鎖空間での集会、ビュッフェスタイルの会食、不要不急の外出は控えてください。勤務についても満員電車を避けて徒歩や自家用車利用、時差出勤や在宅勤務を考慮してください。


■家庭内に感染者や疑いのある方がおられる場合は、別室で過ごすなど接触を避けてください。また、タオルや食器の共用は避けてください。



発熱時の対応について

■持病のある方で37.5度以上の発熱や倦怠感が2日以上続く場合は、かかりつけの医療機関ではなく、 帰国者・接触者相談センターにご相談ください。その上で、指示された医療機関を受診してください。(一般の医療機関では新型コロナウイルスのPCR検査を受けることはできません。)





外来受診について

新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した方、ご家族に患者さんがおられる場合は受診前に、医療機関に電話でご相談ください。当該医療機関では必要に応じ、発熱外来など来院日時や診療場所などを他の患者さんと分け、感染対策を取って対応をいたします。


生物学的製剤、免疫抑制剤、チェックポイント阻害療法など免疫療法を受けておられる方は、主治医に十分にご相談ください。自己休薬は病状の悪化を来す可能性がありますので絶対にしないでください。


新型コロナウイルス感染の可能性のある時は、定期受診を控えて、オンライン診療や処方のみを考慮してください。その場合、自宅で毎日の症状,可能であれば血圧測定や尿検査を行い記録してください。但し、自宅で様子を見ていただくのは、それまでの経過が安定していの場合に限ります。症状がある場合は受診が必要ですが、かかりつけ医療療機関で対応できない場合には、帰国者・接触者相談センターにご相談ください



治療について

現時点でCOVID-19に対し有効性の確立した特効薬はありません。免疫療法に携わる医師は各々の専門領域に加え、感染症専門医や救命救急医と連携して適切な治療法を提供します。


COVID-19の治療や予防に有効性が証明されている食べ物やサプリメント、補完代替療法はありません。SNSなどで誤った情報が拡散していますので惑わされないようにしてください