創刊号 2016.9.5
≪第44回総会長より、これに注目!≫
6つの特徴あるシンポジウムを企画しました。各シンポジウムの紹介文を座長の先生方に作成いただきましたので、参照の上、奮ってのご参加をお待ちしております。
6学会合同シンポジウム
座長:竹内勤、三宅幸子
臨床免疫分野では自己免疫病態という共通項を通じて、既存または新規治療標的が複数診療科で有用である可能性が広まっている。
一方、画一的な治療ではその効果に個人差が認められ、今後は個別化治療が重要な課題である。
本シンポジウムでは各学会より最新の知見に基づいた病態解明、治療戦略につき議論する。
Rising Star Symposium
座長:岩田洋平、村上孝作
本シンポジウムでは、Mid-winter Seminarに若手研究者として参加した卒業生から5名をシンポジストとして選び、自身の研究内容について発表いただきます。セミナーの雰囲気を少しでも再現できるよう、十分な討議時間を設けておりますので、会場内での活発なdiscussionを期待します。
シンポジウム1;常在細菌叢・粘膜免疫
座長:渡辺守・本田賢也
常在細菌叢に関する研究は、世界的に極めて重要なライフサイエンス分野となっている。便移植治療の有効性が実証され、常在細菌叢に着目した治療法開発が現実味を帯びている。本シンポジウムでは、常在細菌叢の制御、或いは宿主に作用する機能性分子に着目した予防・治療技術開発の可能性を議論する。
シンポジウム2;Human Immunologyへの新技術の応用
座長:藤尾圭志・西川博嘉
臨床免疫分野の疾患に対するより良い治療戦略の構築のためには、ヒト検体およびヒトデータを用いたHuman Immunologyの発展が必須である。
本シンポジウムでは新しい技術を応用したHuman Immunologyへのアプローチについて、各分野のエキスパートの発表をもとに活発な議論を行いたい。
シンポジウム3;産学官連携:基礎研究から臨床応用までの死の谷を埋める
座長:上阪等・山村隆
臨床免疫学は、研究成果をBenchからBedsideへと導入することを目指す。これを促進するための産学官連携強化が声高に叫ばれるなか、未だに「死の谷」は多く、深い。
本シンポジウムでは、この谷に光をあて、埋める道を目指す。臨床免疫学者が必ずや参加して議論したいセッションの筈である。
≪ホームページ全面update、どう変わるの?≫
- 理事の顔が見えるようになる
- 臨床免疫学会らしい診療科横断的な内容の充実
- 難病に関する各学会のガイドライン、診断・治療に役立つウェブサイトの取集
- 迷った時、わからない時には臨免のHPで情報収集可能に
- 治験結果の診療科横断的共有目的に特定の治験にフォーカスした結果の解析など
乞うご期待!
≪ミッドウィンターセミナー(MWS) in沖縄って知っていますか?≫
臨床免疫学だけを共通項に集まった初対面の若手研究者(Young Investigator)が中堅のTutorと共に真冬の沖縄、万座ビーチで朝から夕方、いや深夜まで臨床免疫学と参加者の未来について語り、交流を深めるセミナー
。
今年で早10回目(MWSX)となり、本総会でもMWS卒業生が活躍しています。MWSの足跡と卒業生をHPで確認したあなた!
MWSXIへの応募を待っています!
≪メルマガ創刊にあたって:森尾広報委員長からのメッセージ≫
HPの全面改訂を控え、まずメールマガジンの配信を開始します。診療科横断的という臨床免疫学会の特性を生かし、またよりvisibleで、より内容のある学会への発展に向けて情報発信、広報活動に努めたいと思います。
メルマガはコンパクトで有用な情報が詰まったものを目指しますので、是非お目通しください。
≪メルマガ創刊にあたって:上阪理事長からのメッセージ≫
【祝】*:・゜\(⌒▽⌒)
学会のメルマガ、毎日来てうっとうしい?不要な情報てんこ盛り?
このメルマガは違います。
今迄になかった学会メルマガ。広報委員の力作に乞うご期待です。