Midwinter Seminar 2025 参加者の声
第19回目の開催となったMidwinter Seminar。
事前選考を潜り抜けた23名のYoung Investigatorsにより、4日間に渡って活発な討議が繰り広げられました。
- 芦原 康介
- 板倉 卓司
- 今井 悠気
- 今川 遼太郎
- 岡田 はるか
- 勝島 將夫
- 加藤 喬
- 金子 修也
- 川高 正聖
- 神田 龍一郎
- 後藤 愛佳
- 笹井 恒雄
- 白川 智沙斗
- 杉本 亮
- 竹山 脩平
- 谷村 玲央菜
- 筒井 紘樹
- 刀坂 公崇
- 平野 雄大
- 松本 和也
- 横井 茉里
- 横溝 志保
- 吉富 小都
Young Investigators 23名
芦原 康介(広島大学大学院医系科学研究科小児科学)

多くの刺激を得たMWS2025
この度、日本臨床免疫学会 Midwinter Seminar (MWS) 2025に参加する貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。以前から先輩方や教授から「MWSは特別な経験になる」と聞いていましたが、実際に参加してみて、その意味を深く実感しました。
私が発表を行う上で特に注力したのは、わずか15分間の限られた時間の中で、異分野の研究者に対していかに分かりやすく研究内容を伝え、興味を持ってもらうかという点です。そのために、MWS前にTutor (TU) の岩田先生やグループの皆さんから「どこが分かりにくいか」を教えていただき、スライドや話し方を何度も修正しました。実際の発表では、多くの方から質問をいただき、まったく新しい視点での指摘や、これまで検討していなかった研究の可能性についての提案もありました。当初は長いと感じていた質疑応答の15分間はあっという間に過ぎていきました。発表に興味を持ってもらえたことは大きな自信につながり、自分の研究の可能性を再認識する良い機会となりました。
また、他のYoung investigator (YI) の方々の発表からも多くの学びがありました。異なる専門分野の研究に対し、それぞれの視点から鋭い質問やコメントが交わされることで、分野外の研究についても多くの刺激をいただきました。特に、「どのような視点で疑問を持つのか」「研究を組み立てる際に何を重視すべきか」など、自分の研究にも活かせる発見が多くありました。
さらに、研究だけでなく、参加者との交流も非常に刺激的でした。同世代の研究者が真剣に研究と向き合い、議論を交わす姿に触れ、自分自身のモチベーションも高まりました。食事やフリータイムでは、研究に関する話だけでなくキャリアや今後の目標についても語り合い、今後の研究仲間となる可能性のある方々とつながることができるこのセミナーは、若手研究者にとって非常に有意義な場であると感じました。
今回のMWSへの参加を通じて、研究に対する新たな視点とモチベーションを得ることができました。今後は、ここで得た学びを活かし、研究をさらに深め、より広い視野を持って取り組んでいきたいと思います。最後に、BグループのTUの岩田先生、YIの刀坂さん、谷村さん、刺激を与えてくれた参加者の皆様、そして運営に携わった皆様に心より感謝申し上げます。
板倉 卓司(東京科学大学 膠原病・リウマチ内科学)

Midwinter Seminar 2024を終えて
この度はMidwinter Seminar 2024へ参加させていただき、誠にありがとうございました。当初は当科の磯部教授、以前参加した先輩からお勧めいただいたこともあり応募させていただいたのですが、結果的に他では得難い貴重な経験となりました。
何と言ってもMWSの密度の濃さには初日から圧倒され、各発表からdiscussionに至るまで全く気の抜けない、ふと気がついたら1日が終わっているような、そんなあっと言う間の4日間でした。様々な分野の先生方が積極的に熱くディスカッションができる場というのは他の学会では経験したことがなく、このセミナーがいかに特別であるかを感じました。また通常の学会などではどうしても質疑応答の時間が限られてしまうものかとは思いますが、MWSはその限られた時間のみならず、フリータイムや食事の時間をふくめて、研究についてはもちろんのこと、過去の経験、今後のことなど様々なことを話せる時間が多くありました。そういった時間を十分に取って頂いている点も、他では経験できないMWSの魅力の一つだと感じました。このような場に参加できたことは、自身の研究について見つめ直す機会となり、心を新たにして研究を続けていくモチベーションになったと思います。
自身の発表についても、研究室の外から様々なご意見やご指摘をいただき、さらにdiscussionできる貴重な機会でした。また参加されているYIの先生方の発表についてもその内容や発表後のdiscussion、フィードバックを通して、研究に対しての取り込み方、考えていくべきポイントなど多くのことを学ぶことができたと感じております。
最後になりましたが、ご指導いただきましたTutorの大西先生、YIの皆様、またこのような貴重な場をご用意いただきました諸先生方・事務局の方々に改めて御礼申し上げます。
今井 悠気(慶應義塾大学医学部 リウマチ・膠原病内科)

ミッドウィンターセミナーに参加して
はじめに、このような素晴らしい機会を頂きまして誠にありがとうございました。
噂には伺っていましたが、実際に参加していくつもの衝撃を受けました。
Tutorの由雄先生からは事前に丁寧で的確な発表とスライドのご指導をいただきました。ここまで一つの発表で複数回に渡り、細かい点まで指導を受けられるのは本当に貴重な機会だと思います。恐らく他の勉強会には無い大きな利点ですので、これだけでも参加した価値があったと参加前の時点で感じておりました。また同じグループのYIの方々とも事前に複数回のミーティングやメールでのやり取りする機会があり、そのおかげで実際に会場で会った後もすぐ打ち解けることができました。
実際の発表ではYIの方々が非常に積極的に質疑応答を行なっていて、大きなモチベーションに繋がりました。私の拙い発表にも多くの質問をいただき、多くの反省点と同時に改善点を明らかにすることが出来ました。今日本の免疫分野でどのような研究がどのような手法で行われているのか、といった概要が理解できるまたと無い機会でした。食事の際にも多様な分野のTutorやYIの方々と交流を深めることができ、今後の学会での再会が楽しみになりました。沖縄という非日常で科学と体験が融合したような感覚でした。
この経験を忘れず、今後の研究に活かしていければと思います。
最後になりましたが、運営頂いた事務局の方々、支援頂いた製薬会社・旅行会社の方々、指導いただいたSCとTutorの先生方、YIの皆様に深く御礼申し上げます。
今川 遼太郎(京都大学大学院医学研究科/がん免疫総合研究センター 免疫ゲノム医学講座)

冬の沖縄の“Exciting”な経験
今回参加させて頂いたMid Winter Seminarの感想を一言で表すと“Exciting”なものでした。
現在所属しているラボの先輩方が代々参加している流れもあり、自然な成り行きで今回は私が参加する運びとなりました。参加前はNon-MDであり、臨床の現場に立ったことがない自分が参加しても大丈夫だろうか?臨床免疫学の主流であるリウマチ膠原病をフィールドとしていない自分が参加して大丈夫だろうか?と思っていましたが、これらは全て杞憂でした。
Seminarに目を向けてみますと、全ては2ヶ月程前のチュータリングから始まりました。専門外のオーディエンスに数枚のスライドで自分の研究分野の現状、課題を説明し、自分の研究結果を円滑に理解してもらえるような発表になるように指導して頂きました。また、事前のグループ内のdiscussionでも同じグループの先生方から多くのアドバイスを頂き、より洗練された発表スライドを作成することができました。今思いますと、このチュータリングの時点でMWSの片鱗があったように感じます。
いざ、沖縄に行き、MWSが始まりますと、会場の熱気は想像を遥かに上回るものでした。最初のセッションから発表のクオリティが高くただ圧倒されるばかりでした。さらに、質疑応答の時間になると学会や普段のラボセミナーでは見られない程の質問行列ができており、とんでもない場所に来てしまったと感じていました。自分の発表の際もフロアの先生方から様々な質問や意見、アドバイスなど頂き、研究の方向性を再考するきっかけとなりました。自分の研究を客観的に見つめ直し、新たな視点を得ることができたことは、今後の研究活動に於いて非常に大きな財産となりました。
最後になりますが、運営事務局の皆様、SC・TUの先生方、また発表までの2ヶ月間チュータリングして下さった渡邊先生、何より4日間温かく接して頂いた全てのY Iの先生方に感謝申し上げます。
岡田 はるか(慶應義塾大学医学部 内科学(消化器))

MWS2025に参加して
大学院3年目、そう簡単には進まない研究、伸び悩む自分への焦り。この刺激的なキャッチコピーに、そんな現状の突破口を見出せるのではないかという期待を胸に、このセミナーに参加しました。結果として、想像をはるかに超え、沖縄という非日常的空間だからこそ得られた、かけがえのない経験となりました。
事前のチューターとのディスカッションでは、何度も自分のラボで話してきた内容が、アドバイスを受けることで驚くほど明快に整理され、研究に対する視点や伝え方で印象が大きく変わることを学びました。
本番の沖縄ではトップバッターとして発表するという機会をいただき、YIからの質問に加え、その後の3日間に渡って多くの先生方から貴重なフィードバックを頂戴し、トップバッターの役得を存分に味わいました。温かくも鋭いコメントの数々は、研究を進めるうえで宝の山であり、視界を広げてくれるものでした。
また、すべての発表で質問が後を絶たず、深い理解と洞察に基づく議論のレベルの高さに圧倒されましたが、沖縄まで来て何もせずに帰るわけにはいかないと自分も普段にはないスイッチが入って集中力が研ぎ澄まされました。「この研究をよくするためにはどうすればよいか」という共通の視点をもとに議論を深める雰囲気が心地よく、普段であればためらってしまう質問も抵抗が薄れ、気づけば質問の列に加わっていました。
セミナー全体を通じて、研究手法や実験の組み立て方について具体的なヒントを得るとともに、どれほど志高く優秀な研究者であってもキャリアの悩みを抱えていることを知り、親近感を覚えました。なによりも、参加者の皆さんが免疫学を自分の言葉で語り、純粋にサイエンスを楽しむ姿に強い刺激を受けました。同世代の研究者は自分がまず目指すべき目標として、チューターはその少し先の中期的な指針として映り、自分に足りないものが明確になったことが、このMWSで得た最大の収穫でした。
刺激に満ちた4日間を終え、MWSロスを味わいましたが、自分の研究をよりよいものにしたい、研究を継続していきたいというモチベーションが大いに高まりました。ここで得た出会いと経験を大切に胸にしまって、日々の研究に励んでいきます。
最後に、チューターとして丁寧にご指導くださった谷口智憲先生をはじめ、楽しい時間を共に過ごしたYI、この素晴らしい会を準備くださったTutorやSCの先生方、事務局の方々に深く感謝申し上げます。
皆様とまたどこかで再開できることを楽しみにしております。
勝島 將夫(大阪公立大学医学部附属病院 膠原病・リウマチ内科)

MWSで一句
万座の夜 ワカリビーサ(別れ寒さ)に 背をゆだね
2月下旬。沖縄西海岸のちょうど中央に位置し、雄大な東シナ海を臨む万座ビーチで、待望のMidwinter Seminarが開催されました。300年もの昔、尚敬王に「万人を座するに足る」と称された万座の台地には、冬の雨粒をまとった北風がふきすさび、気高く聳え立つ断崖に白波が時を刻んでいました。
冬の沖縄に寄せては返す波のように、全国から集結した新たなYoung Investigators. 我々もまた、臨床免疫学という果ての無い絶壁に、2025年を刻む白波なのだろう。熱狂的な島唄ライブの帰り道、ぼんやりと火照る脳を北風でさましつつ、MWSがこの地に根付く理由に思いを馳せていました。
真冬の沖縄で君の臨床免疫学は変わる
2月下旬に吹きすさぶ強い北風も、3月になると一変し、南風とともに一気に春が訪れるそうです。寒さとの別れをその名に宿す沖縄の風「ワカリビーサ」は、いまこの時、この場所だけの真冬の出会いを運んで、次のYIたちの元へと去ってゆく、チューターのことなのかもしれない。奇跡のように晴れ渡った暖かな最終日、ワカリビーサに背中を押してもらった私は、春の芽吹きに願いを込めつつ、また一歩ずつ長い研究への旅路につくのでした。
加藤 喬(和歌山県立医科大学 医学部 リウマチ・膠原病内科学講座)

InterestingかつEnjoyable、そしてExciting
私は初期研修を終了後すぐに基礎医学系の研究室に所属していましたが、1年前より臨床の現場に復帰した経歴を持っております。同年度の臨床免疫学会に参加して、臨床免疫学に少し興味を持ち始めていたころに、指導医でもある岩田慈先生に勧められ参加しました。当初は沖縄という遠く離れた場所で3泊4日間を過ごすということで、正直なところあまり気乗りしていませんでしたが、参加後は最高の時間を過ごすことができたと感じており、Tutorの先生方並びにYIの仲間たち、そして協賛企業の皆様に深く感謝しております。
MWSは臨床医の参加者が多いですが専門分野は様々で、さらに歯学部や薬学部、その他生物学系の研究室所属の参加者もおられました。YIの参加者はみな研究へのモチベーションが高く、そしてとてもフレンドリーな方ばかりで、どんな研究分野や立場であっても垣根なくdiscussionを楽しむことができたと感じております。発表形式は15分のプレゼンと15分の質疑応答で、質疑応答は基本的にYIの参加者によって構成されます。一般的な学会と比べて特に質疑応答は長めかと思いますが、実際参加してみると非常にちょうどよい長さだったと感じています。質疑の内容は普段の学会でもよく聞かれるようなことから、こちらがあまり予想していなかった観点からの質問もあり、非常に勉強になりました。また、同世代のYIの発表はレベルが高いだけでなく、非常に分かりやすくInterestingな発表ばかりで、研究へのモチベーションも大きく高まりました。
1日のセッション終了後はYIやTutorとの食事会で雑談や研究の話をすることができました。さらに、夜遅くまで飲み会をしたり、フリータイムで美ら海水族館にYIの皆と参加したり、帰りのバスや空港でも研究の雑談をしたりと、新しくできた仲間と沖縄を満喫しながら非常にEnjoyableな時間を過ごすことができました。
総じて、MWS 2025は最高にInterestingかつEnjoyableな時間であったと感じております。そしてMWSが終わり感想文を書いている今でも、当時の興奮が私の中にまだ残っており、研究や臨床の現場でのモチベーションとなっております。これを読んでいる学生や研究者の方は、ぜひMWSへの参加をお勧めします。きっと、皆様にとっても、InterestingかつEnjoyableでExcitingな時間になると思います。
金子 修也(東京科学大学 発生発達病態学 (小児科))

MWS2025に参加して
MWS2025に参加するきっかけは上司の勧めでしたが、結果的に参加して本当に良かったです。
発表準備は12月にチューターの松本先生とのwebミーティングから始まりましたが、これがまず衝撃的でした。スライドの修正だけでなく、研究における「ものの考え方」そのものを学ぶ貴重な機会となりました。また、チームメイトの後藤先生の発表の凄さに圧倒される一方で、自分の発表に関する指摘や質問もめちゃくちゃ発展的なことばかりでした。小児科以外の視点から発表を聞いてもらうことの重要性を強く感じ、沖縄でのセミナーへの期待が膨らみました。
沖縄でのセミナーは、1演題目からプレゼンが終わるや否や15人くらいの参加者が「ガタッ」と立ち上がり3本のマイクに列をなすという衝撃的なロケットスタートで幕を開けました。最初は「とんでもないところにきてしてしまった・・・」と青ざめていましたが、質疑応答の内容を聞くうちにそのレベルの高さに感銘を受けました。質問は発展的かつ論理的で、議論も非常に深いものでした。また専門外の自分にも皆さんの研究はとても魅力的で、発表を聞いているだけで強制的にモチベーションを高められていく不思議な感覚を覚えました。この4日間は人生で最も他人の研究を真剣に聞き、その発展性や課題について考えた、非常に有意義な時間でした。
また、沖縄に行く前は他の参加者と打ち解けられるか心配でしたが、参加者の皆さんはとても優しくファニーな人ばかりで、すぐに仲良くなれました。参加者の雰囲気は年により異なると思うので、2025の参加者の皆さんには本当に感謝しています。友達がたくさん増えて、今後学会に参加するのが楽しみになりました。みんな各界を代表する未来のスーパースターばかりでしたので、苦しいときは皆の活躍に刺激を受けながら私も頑張っていきたいと思います。
参加する機会がある人には、ぜひ参加をおすすめしたいです。必ず多くの学びと刺激を得られると思います。最後に、御指導いただきました先生方およびMWSを運営していただきました関係者の皆様、一緒に参加してくれたYIの皆さんに、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
川高 正聖(富山大学附属病院 第一内科)

最高に刺激的で未知なる体験を通して
私は、上司から「全ての時間が充実していて、満足して帰りたくなくなるような会があるから、ぜひ行ってみないか。」との薦めがあり、二つ返事でMWSに参加しました。そして、結論として、本当に上司からの言葉の通り、研究に携わる全ての先生に心から推薦できる刺激的な会でした、と声を大にして言いたいと思います。
私自身、本セミナーに参加するまでは、他施設、他分野の先生方との交流は少なく、closedな環境で研究を行っていたため、研究を続けていけるのか悩む部分もありました。しかし、MWS2025の参加が決まってからあまりに刺激的な時間が続き、広大な世界から解き放たれたような、経験したことのない心境に至りました。その中で今後参加される先生に特にお伝えしたい内容について、記載させていただきます。
まずはじめに、本会では秀逸なグループチュータリング制度があります。私は国立国際医療研究センター免疫病態研究部の由雄祥代先生にTUを担当頂きましたが、本番の2か月前からオンラインで的確かつ優しくご指導いただきました。私のテーマは既に学会発表や論文報告の経験があるものでしたが、祥代先生に添削して頂くことで、専門外の先生方にも理解しやすいスライドの魅せ方、論立ての仕方など、多数の改善点を指摘して頂き、大変感謝しております。また、グループ内のオンラインミーティングでは、緊張をほぐすため、TUを含め互いにあだ名で呼び合い、本会開催前からグループ内で深い関係性を構築することができました。
次に、沖縄での濃密かつ経験したことのない刺激的な時間は語らずにはいられません。私は、豪雪のハプニングもありドタバタした開始となりましたが、TUの藤枝先生にYI幹事を指名いただき、大勢の仲間とすぐに馴染む事ができました。本会のメインスケジュールとして、様々な分野のTUやYIが、“臨床免疫学”に基づいた内容について、30分の持ち時間で発表、質疑応答を行いました。本会では、YI同士で活発な質疑応答をすると聞いてはいたものの、実際に発表が終わった途端に10名以上が同時に質問に立ち上がる光景は忘れられません。発表は各専門領域に基づいたものであり、日頃触れることのない分野について理解が追いつくのか心配でしたが、どの発表も非常にわかりやすく興味深いものでした。私自身、YI同士のハイレベルな質疑応答を聞くことで、研究内容に対する着眼点を養うことができ、自身に照らし合わせることで、研究をどう発展させるか思いを馳せることができました。
最後に、本州は大寒波の中、暖かな気候と澄んだ海に囲まれた非日常的な沖縄という環境で、朝から晩まで、学び、飲んで語らい、寝食を共にした仲間との時間はかけがえのないものでした。TUの先生方やYIの仲間との出会いを大切に今後も関係を継続していきたいと思います。
MWSという濃密な日程を経験する機会をご準備頂いた田中先生、亀田先生、チュータリングをして下さった祥代先生、その他TUの先生方、共に切磋琢磨したYIの皆様に深く御礼申し上げます。
神田龍一郎(産業医科大学医学部第1内科学講座)

非日常から多くを学ぶ4日間
正直なところ、このセミナーに参加する前は、「なぜ、わざわざ沖縄に集結して勉強会を実施するのだろう?」という疑問を抱いていました。そして実際、那覇空港に到着し、バスで会場に向かうこと1時間30分、「なぜ、こんな遠いアクセスの悪い場所で勉強会を開催するのだろう?」と、疑心暗鬼になりながらMWSに参加しました。しかしその疑問や不安は、初日の発表を拝聴した瞬間に、一気に吹き飛びました。自分の普段生活している環境から極端に離れた場所で、見ず知らずのあらゆる領域の同世代と共に、自分の専門領域以外の研究についての発表を聞いた瞬間に、自分が今まで考えつかなかった・思い浮かばなかった発想が生まれ、普段感じることができない非日常を実感しました。それから4日間、あらゆる領域の研究に触れ、研究に専念している同志の想いや思考に触れ、自分が思いつかない視点や自分に足りないものも学ぶことができました。MWSを通して、今後の自分の課題が明確になり、新たな目標ができました。
また、MWSに参加された顧問・チューターの先生方が医師としても、ヒトとしても素晴らしい先生方ばかりで、勝手ながらロールモデルとして勉強させていただきました。日々の臨床や研究で多大なる功績を残されているにも関わらず、家庭やプライベートも手を抜くことなく、圧倒されるとともに憧れとなっていました。このような偉大な先生に御指導頂ける機会を提供いただいただけでも、MWSに参加できて光栄に思います。
そしてこのセミナーの神髄ともいえるチューター制度は、自分自身の研究の方向性だけではなく、今後の医師人生を左右するエッセンスを与えてくださる機会となりました。御指導頂きました藤枝雄一郎先生は、自分を家族のように慕って下さり、自分の研究を尊重して下さる一方で、適格な指摘を頂き、大きな学びとなりました。また、研究についてだけでなく、「どのように的を得た鋭い質問をするか」「困難に立ちふさがった際にどのように乗り越えるか」など、研究者として重要なスキルやマインドも御指導頂きました。MWSは参加者自身の自発性も重要ですが、サポート体制も充実している素晴らしいセミナーだと実感しました。
この経験を通して、もっと社会に貢献できるような生産性のある研究に携わりたいと思いました。そのためには自身のスキルアップが必要であり、本セミナーで感じたこと・学んだことを、今後の自分のキャリアに活かしていきたいと思います。本セミナーを御推薦頂きました田中良哉教授、本セミナーで御指導頂きました亀田秀人教授、チューターの先生方、会の運営をサポートいただきました事務局、製薬会社、旅行会社、志の高いYIの皆さんに厚く御礼申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
後藤 愛佳(東京大学大学院医学系研究科 免疫疾患機能ゲノム学講座)

MWS2025に参加して
過去にMWSに参加された先輩方が口を揃えて参加してよかったとおっしゃっており、期待を胸に応募しましたが、その期待の斜め上を行く充実した濃い4日間でした。
まず、松本先生には事前に細やかにご指導をいただき、心から感謝申し上げます。これまでにない視点でのご助言や研究の方向性のご提案をいただき、非常に勉強になりました。
沖縄では、Young Investivators・チューターの先生方が、様々な分野のご出身・プロフェッショナルであることに加え、非常に個性豊かで、ざっくばらんに楽しく交流をさせていただくことができ、大変嬉しく思っています、セミナーではそれぞれの視点からの質問や指摘、それに対する回答の一つひとつが大変勉強になり、刺激にもなりました。これも、沖縄という自然豊かな非日常の環境に4日間集い、集中して学ぶことができたからこそだと思います。
臨床免疫学の奥深さや、今後様々な方向性での発展の可能性があることを感じ、改めてその魅力を知ることができました。チューターの先生方のように、今後はより若手の先生方に自分の背中を見せられるよう、引き続き頑張りたいです。
笹井 恒雄(京都大学医学部附属病院 免疫・膠原病内科)

沖縄での学びと未来への指針
Midwinter Seminarは濃密な議論の場と聞いていたものの、どのような経験が待っているのか参加するまでは想像できていませんでした。しかし、実際に沖縄で3泊4日を過ごし、大きな収穫を持ち帰ることができました。
本セミナーの特筆すべき点は、発表時間と質疑応答の時間の長さです。通常の学会では質疑応答の時間が限られているため、議論が深まる前に次の演題に移らざるを得ません。しかし、このセミナーでは発表者と参加者全員が納得するまで議論を続けることができました。自分の研究に対して普段とは異なる視点からの意見をもらい、それに対してさらに考察を深めることができたことは非常に貴重な経験でした。また、他の参加者の発表を聞きながら、異分野の研究をどのように自身の研究に応用できるかを考える機会にもなりました。
次に、チューターの先生方との交流も、私にとって大きな刺激となりました。はるか先をいく偉大な研究者のお話も参考になりますが、自分たちより10年程度先を歩んでいらっしゃる先生方(まさに偉大な研究者へと成長し続けている方々)がどのような研究をしてきたのか、どのようなキャリアを歩んできたのかを直接伺うことができ、自身の将来像をより具体的に思い描くことができました。今後どのように研究を進めていくべきか、どのようなスキルを磨くべきか、明確な指針を得ることができたと感じています。
最後に、本セミナーを通じて参加者同士の関係を深めることができました。研究についての議論はもちろんのこと、食事の時間やフリータイムでも多くの対話が生まれました。異なる分野・異なるバックグラウンドを持つ研究者たちと、リラックスした雰囲気の中で語り合うことで、学問的な視点の広がりだけでなく、これから先も続く貴重な人脈を築くことができました。おそらく、このつながりこそが今回の参加で得た最も大きな財産なのではないかと思います。
最後になりましたが、貴重な学びの機会を提供してくださったチューターの先生方、運営の皆様、そして熱い議論を交わした参加者の皆様に心から感謝申し上げます。この経験を今後の研究活動に活かし、さらに成長できるよう努めてまいります。
白川 智沙斗(北海道大学消化器外科学教室Ⅰ)

にふぇーでーびる(ありがとう)MWS 2025
4日間、万座のビーチサイドで免疫についてディスカッションをするセミナー、あまり想像もつかない状態で今回参加させてもらいました。おそらくレアキャラであろう消化器外科の立場からすると、このMWSは普段の臨床でも関わりが少ない科の先生が多く、あまりにもアウェイな環境に飛び込んでしまったかもしれない。。と不安な気持ちを抱えつつ参加をしましたが、MWSの良さ、衝撃を初日から実感しました。
チューターの千原先生から「異なる分野の人たちが免疫という唯一の共通点を持って交わることで思いもよらない化学反応が起きる」と聞いていた通り、自分と異なる視点からのアドバイスや発想、そして他の人たちの発表を聞いていると「あれ、これは自分の研究にも応用できるかも?」と新たな着眼点に気づき、なるほど、4日間過ごしてみれば分かるこのセミナーの意義とはこういうことかと満足して終えることが出来ました。
大学院3年目を終えるこのタイミングでMWSに参加することが出来たことで、研究に対するモチベーション、向き合い方などたくさんの刺激を受けました。
MWSには自分の研究をもう一段階アップデートさせたいという気持ちで参加しましたが、個人的には達成できたと思っています。せっかく出来たこの繋がりを大事にして今後の研究に活かしたいと思っております。沖縄の方言でいう「いちゃりばちょーでー」の精神です。
最後になりますが、亀田先生を始めチューターの先生方、YIの皆様、MWS事務局様に感謝申し上げます。
杉本 亮(大阪公立大学大学院医学研究科 呼吸器内科学)

MWS2025に参加して
所属教室の上司からMWSを教えていただき、臨床研究にしか触れたことがなく基礎研究については全くの素人の私でしたが、先輩の後押しもあり参加させていただきました。
MWSではセミナー当日だけでなく、セミナーの2か月程度前から事前準備としてチューターおよび同じグループの参加者と何度かディスカッションする機会があることが特徴的で、事前のグループ内のディスカッションによって、他分野の方でもわかるような発表にするということを意識して準備することができ、セミナー当日の発表を充実させることができてよかったと思います。
セミナー当日は参加者の皆さんのレベルの高い研究発表やその発表に対する積極的な質疑応答が交わされ圧倒されたところもありましたが、他のYIの姿勢に後押しされて私も発表を聞きながら質問を考えることで多くを学ぶことができました。
当日の発表では臨床研究の側面が強い研究内容でしたが、YIやチューターの先生方からいろいろな質問やご意見がいただけ、今後の研究の課題が見つかってとてもよかったと思います。セミナー後も発表の際にいただいたコメントなどのフィードバックをいただくことができ、最初から最後まで充実したセミナーでありました。
最後になりましたが、チューターの渡辺先生、セミナーの運営委員会の先生方、事務局の皆様に御礼申し上げます。
竹山 脩平(北海道大学大学院医学院・医学研究院 免疫・代謝内科学教室)

MWS2025に参加して
この度はMWSに参加させていただく貴重機会を頂き、誠にありがとうございました。本会には素晴らしい特長がたくさんあり、他のセミナーとは異なる貴重な経験が得られたと感じています。
まず、セミナー2か月前からチューターの指導を受けてスライドを作成することに驚きました。様々な分野からの参加者に向けたプレゼンを準備する過程で、自身の研究・発表内容と向き合いブラッシュアップすることができます。チューターの先生からの的確な指導をいただき、他分野のYIの皆さんにも理解していただけるような発表内容・構成を目指す中で発表技術も向上させることができたと思います。そして、チーム内でのディカッションも、活発な議論を通じて発表へのモチベーションが上がる素晴らしい機会でした。
発表では質疑応答の時間が長く設定されており、発表が終わると同時にたくさんのYIが質問者用マイクの前に殺到します。他の学会やセミナーでは質問時間や周囲の参加者に気を遣ってしまうこともありますが、そのような必要はありません。多様なバックグラウンドと免疫学という共通の知識を持つ参加者が集まっているので、さまざまな視点からの質問が飛び交います。私自身は、他領域での発表に対しても何とか質問できたという達成感も少しだけ得られた反面、他のYIからのハイレベルな質問に触れ、まだまだ免疫学の知識を深めなくてはならないという反省や、俯瞰した視点を持てるよう様々な研究に触れなくてはならないという向上心をより強く感じました。ただし雰囲気は決して厳しいものではなく、全員で真摯に研究に向き合う程良い緊張感と、お互いを尊重する温かい雰囲気に終始包まれていたと思います。
また、発表時間以外に食事やフリータイムなども設定されており、冬の沖縄という非日常の中でリフレッシュできただけでなく、たくさんのYIの皆さんと交流することができました。研究や日常の悩みを話すことで前向きになることができ、今後も本会で出会った皆さんと学会などでまた再会し交流できることが楽しみになりました。
本セミナーを通じて自身の研究を発展させることができ、研究や診療のモチベーションを高めることができました。この経験を所属研究室の同僚や後輩にも還元し、臨床免疫学の発展に貢献できるように精進してまいります。誠にありがとうございました。
最後になりますが、共に時間を過ごしたYIの皆さん、スライドを指導してくださった浅野先生をはじめチューターの先生方、シニアコメンテーターの先生方、会の運営に関わってくださった事務局や協賛企業の皆様、そして、参加のきっかけを与えてくださった渥美教授、藤枝先生、河野先生に改めて厚く御礼申し上げます。
谷村 玲央菜(筑波大学医学医療系膠原病リウマチアレルギー内科学)

MWS2025での成長と沖縄の思い出
例年、所属研究室の先輩方が参加し、「勉強になった」「楽しかった」という声を聞き、応募しました。私は農学系学部出身で、植物(シロイヌナズナ)を用いたビタミンC生合成経路に関する研究をしていたため、医療系資格を持っていないnonMDです。医学・免疫学(主に自己免疫疾患)の勉強と研究を始めたのは大学院からであり、チューターを含む参加者のほとんどが医師と聞いていたため、参加前はとても不安でした。
事前準備としてグループ内でミニMWS(発表・質疑練習)を行いましたが、免疫学という共通点で繋がったとは思えないぐらい研究分野が異なっており、正直、内容の理解や質問をするのは苦しかったです。しかし、いざ自分の発表に対する質疑を受ける中で、初歩的な質問や、これまでと異なる視点からの指摘をいただき、分野外の方に分かりやすく説明をする難しさと幅広い視野を持つ大切さを痛感しました。それと同時に「こんな感じで聞いてもいいんだ!」と気づき、質問することへの心理的なハードルが一気に下がりました。また、チューターの岩田先生とは研究分野が近いこともあり、細かいところまでご指導いただきとても勉強になりました。
MWS初日は移動の影響で疲れていたり、様子見する人が多いと予想していましたが、実際は真逆で、1人目の発表終了直後に一斉に質問用マイクに向かっていく参加者(YI)の姿に圧倒されました。これまで、学会などの勉強会では、「医師じゃないから…」と質問するのを躊躇してしまうことが多かったですが、参加者の医師から「医師にとってnonMDほど怖いダークホースはいない」と言われたことで勇気をもらいました。YIの皆さんの発表や質疑応答に刺激され、日を追うごとに自分でも驚くくらい積極的に質問の列に並ぶことができるようになっていました。自分の発表にも多くの質問やアドバイスをいただき、今後の研究計画をより明確にするための貴重な機会となり、非常に充実した4日間でした。初日の亀田先生からの「かつてMWSで寝た人はいない」という言葉の意味が分かった気がします。
セミナー終了後は、ON、OFFを切り替えてしっかり沖縄を満喫しました。3日目のフリータイムには、レンタカーで古宇利島(こうりじま)に連れてってもらいました。途中で立ち寄った山奥で食べた沖縄そばが絶品でした。毎晩、ホテルや近くの居酒屋でオリオンビールや泡盛を飲みながらチューターの先生方の学生時代のエピソードやYIの皆さんの研究生活・プライベートの話も聞けて楽しかったです。今後の学会などでお会いできることを楽しみにしています。お店で出会った陽気なうちなーんちゅおじーとおばーも最高でした。沖縄の音楽を覚えていくとより一層楽しめると思います!
最後になりますが、ご指導いただいたチューターの岩田先生、同じグループで切磋琢磨したYIのお二人、MWSの準備をしてくださった諸先生方、YIの皆さん、協賛企業の方々、事務局の皆様に感謝申し上げます。
筒井 紘樹(九州大学眼科学講座)

真冬の沖縄で失ったもの、得たもの
この度は、midwinter seminarに参加させていただき誠にありがとうございました。
当教室からは教授をはじめ何人かの先輩方が過去に参加されており、非常に得るものの多い会だということで勧められました。
セミナー自体は4日間という短い期間ではありますが、その背後には、2ヶ月にわたる緻密な準備がありました。チューターの先生、そしてグループの先生方と重ねた打ち合わせでは、異なる診療科の方々にも伝わるスライドの構成や見せ方について、丁寧にご指導いただき、発表の礎となる意識を植え付けていただきました。
いよいよ迎えたセミナー当日、眼科からの参加は自分1人で、かつまだ研究も形になっていないということもあり、不安だけを抱えて沖縄の地に降り立ちました。
しかし会場に着くと、初日からフルスロットルで繰り広げられるハイレベルなディスカッションに着いていくのに精一杯で不安など感じている暇はありませんでした。発表が終わるや否や多くの先生方がずらっと質問に並ぶ様子は異様とも言える光景でした。
連日にわたり繰り広げられる熱量の高い発表と議論に圧倒されつつも、研究者としてとてもパワーをいただきました。
自分の発表の際も、決して完成度の高いものではありませんでしたが、それでも多くの先生方が興味を持ってくださり、温かくも鋭い質問や建設的なご意見を数多く頂戴しました。
また、親睦会やフリータイムのアクティビティの時間も設けていただき、同じ境遇で頑張っている先生方と語り合うことで、これからの研究や臨床に対する視野が広がりました。
フリータイムでのシュノーケリングでは結婚指輪を無くすというハプニングに見舞われたものの、このセミナーで得た世代と診療科を超えて語り合える仲間、研究への熱い思いは、私にとって一生の宝物になりそうです。最後になりますが、熱心にご指導いただきました千原先生、このような貴重な場を用意していただいた運営委員の先生方、運営事務局の皆様、協賛企業の皆様、チューターの先生方、切磋琢磨したYIの先生方に心から感謝申し上げます。
刀坂 公崇(神戸大学医学研究科 脳神経内科学分野)

3泊4日でできたタフな体験と、かけがえのない友人
2024年12月中旬にチューターの岩田慈先生からメールをいただき、小児科医、リウマチ内科所属の研究者、脳神経内科医の私の3人のチームでの顔合わせでした。お互いに自己紹介をし、医学以外の共通点がないことがわかりました。そして、年末年始を挟み、チューターの先生と個々にスライドを作成することとなりました。参加者の大半とは専門分野が異なり、特にイントロの内容で悩みましたが、「最新の治療薬を踏まえた、現行の問題点を提起してみては?」「最終的な結果には、臨床的にどのような意味合いがあるのか?」といった建設的な指導を受け、2025年1月中旬にグループ内での相互発表に漕ぎ着くことができました。同じグループの二人の発表は高IgE血症を伴う免疫不全症の病態、SLEにおけるⅡ型IFNの役割といった馴染みのないものでしたが、イントロはわかりやすく、結論も明快で、素朴な質問にも丁寧に答えてくれたことを覚えています。2時間ほどの発表と質疑応答はあっという間に過ぎ、もらったコメントを基に修正し、2月初旬にスライドを提出しました。
打ち合わせから1ヶ月ほど経ち、スライドの発表原稿はすっかり忘れてしまいましたが、2月19日、寒波に見舞われていた神戸を出発し那覇に向かいました。現地では、厚手のコートを着ている人はおらず、半袖の方もちらほら。空港食堂で昼食をとり、空港食堂で昼食をとり、リムジンバスで約1時間30分かけて万座コンチネンタルホテルに到着。温泉で一息ついた後、徒歩10分の会場へ向かいました。
ミーティングでは、トップバッターの発表後、10人ほどのYIが次々とマイク前に並び、圧倒されました。後に、質問しやすい発表者が最初に選ばれていたと知りましたが、当時は気づかず、自分を奮い立たせる良い機会となりました。そういった、発表中に必死に質問を考え、前の人と被らないように質問をし、議論をすることをひたすら繰り返す訓練は受けておりませんでしたので非常に疲れましたが充実感を伴うものでした。初日は単にわからないことを質問するだけでしたが、回を重ね、日を重ねるにつれ、発表を聞いていて生じた違和感を言語化して、論理的に飛躍があるのではないか、ないし、予想されるデータとの乖離についての質問もできるようになりました。一方で、論文執筆の際の問題点や改善策を指摘する参加者もおり、その鋭さに感動しました。
そんな研ぎ澄まされたメンバーも、宴会では人間味あふれる姿に。体感として、膠原病リウマチ内科医が6割、残りはNon-MD、消化器内科、小児科、眼科、神経内科の医師でした。普段交わることのないメンバーでしたが、皆同じ気持ちで戦々恐々しながら質問し、議論していたことを知り、自分も頑張らないと、と奮い立たせるよいきっかけとなりました。
特に印象的だったのは、チューター藤枝先生行きつけの家族経営と思われる居酒屋でのFarewell party。ライブ後にYIが次々とステージに立ち、歌うイベントが発生しました。次回参加する方は「オジー自慢のオリオンビール」を練習しておくと良いでしょう。歌い踊り、大いに盛り上がりました。
3泊4日で共に過ごし、できた友人こそが最大の収穫かもしれません。自分も頑張り、論文を書き、またこの会に参加したい。そう思えた最高の沖縄の冬でした。
平野 雄大(大阪公立大学 大学院医学研究科 ゲノム免疫学/札幌医科大学 医学部 消化器内科学講座)

自分の未熟さを知り、鼓舞される、圧倒的な経験
MWSの存在は以前より知りつつも「自分なんかが参加して良いものだろうか」と感じ躊躇していました。しかし今回「年齢的に参加できるのはギリギリ」と上司から背中を押していただき、この刺激的なセミナーに参加させてもらいました。MWS2025の一員に加えていただけたことを感謝申し上げます。
MWSへの参加で有意義だった点は大きく分けて3つあります:
- 他者に伝わるプレゼン力が磨かれること
事前にチューターの藤枝先生とのzoomミーティングによりスライドのブラッシュアップをしていきました。まず気付かされたのは、消化器内科領域でしか学会発表してこなかった自分の内弁慶さでした。本会には参加されている皆さんのバックグラウンドは多彩であり、non-MDの方々もおられます。実験テーマや得意とする実験手技もバラバラです。その中で自分の研究テーマや結果を伝えていくにあたって重要な、「相手に伝わる」スライド作りを丁寧に教えていただきました。当初からみると大幅な改訂となりましたが、今後の自分の発表資料作りの指針になったと感じています。 - 濃密なディスカッションに参加できること
本会で行われるレベルの高いディスカッションこそMWSの真髄かと思います。飛び交う質疑応答の量もさることながら、その内容は核心をつくものばかりでした。自分の勉強不足や質問力・ディスカッション力の未熟さを終始実感したのですが、皆さんのディスカッションを聞き「どのように考え、どのように質問・提案するとpositive feedbackにつながるか」を感じられた気がします。多くの優秀なYIからいただく鋭い質問は、専門領域内で発表しているだけでは得られない、気付きをもたらしてくれます。濃密なディスカッションは圧倒され、疲弊もしますが、お互いを高め合う場であったと感じます。唯一無二の経験だったと自信を持って言えます。 - 仲間づくりの機会になったこと
SC、Tutorの皆様はもちろん、YIにも優秀な方々がズラリと揃う本会ですが、皆様人柄もよく、仲間に恵まれたと心底感じます。一旦ディスカッションの場を降りれば、沖縄の環境を和気あいあいと共有できる素敵な方々でした。正直、MWS期間の前半は自分の未熟さに押し潰されそうな思いでしたが、意外と同様の思いを持つYIの方々も少なくなく、飲み会の場ではそういった本音や研究の苦悩も素直に共有することで、絆ができたと感じます。また、尊敬できる諸先輩方とのコネクションを作ることができる場でもありました。いろいろな方々と話し、知り合えたことこそ、MWS最大の収穫です。今後も参加者の皆さんから刺激をもらい続けるでしょうし、自分も刺激を与えられる人でありたいと感じました。仲間をもつことが、今後のモチベーションにつながります。
想像以上の経験ができた4日間でした。自分の未熟さを痛感しましたが、自分の今後の研究・臨床への意欲を鼓舞してくれる、まさに「一生モノ」の会でした。
最後になりますが、ご指導を頂きました藤枝先生をはじめチューターの先生方、事務局の方々、協賛企業の方々、ともにMWSの環境を共有したYIの皆様に心から感謝申し上げます。今後成長した姿で皆様と再会できるよう、引き続き研究に邁進していきたいと思います。
松本 和也(岡⼭⼤学⼤学院 医⻭薬総合研究科 腎・免疫・内分泌代謝内科学)

MWS2025、沖縄にて
この度は、MWSへの参加という貴重な経験を与えていただき、誠にありがとうございました。
これまで基礎研究に関する発表経験がなく、MWSが初めての機会でした。参加前は自身の発表にインパクトがあるのか、発表で失敗しないか、皆さんのレベルについていけるか、など不安なことがたくさんありました。MWSではいきなり本番ではなく、Tutorの先生にご指導いただける仕組みが大変ありがたく、落ち着いてセミナーに臨むことができました。
個人的にMWSが素晴らしいと思う点は、臨床免疫学という共通バックグラウンドを持ちながらも、全身の疾患に関わる様々な科、MDとnon-MDの方を含む様々な立場と、多様な人種の集うところだと思います。研究内容に関して、通常の診療科ごとの学会では見られないような目新しいものが多く、具体的な手技や、研究結果の表現方法など大変勉強になりました。また、「いつもの勉強会」では専門科のベテランがたくさん集まっていることが多く、発表内容に自分だけついていけなかったり、素人のような質問をするのも恥ずかしかったりします。一方MWSでは、聴衆の多数が専門外であるということが質問のハードルを下げ、活発な議論を生んでいるように思います。もしかすると初歩的かもしれない、という質問もそれほど臆することなくできましたし、初日の議論の熱量に大変驚きました。また、自身の発表の際にもおそらくは10を超える質問をいただけました。そのいずれも多角的視点から出た的を射たもので、今後の研究の推進力となるものに感じられました。
また全体のスケジュールについて、夜の飲み会やフリータイムなど、YI同士やTutorの先生方との親交を深め、MWS後も続く関係を築けるよう、十分な時間が確保されているように思いました。普段交流の場のない他分野の方々とお話しさせていただく機会をいただき、大変楽しく過ごさせていただきました。4日間という比較的長い勉強会でしたが、気づけばあっという間に最終日でした。
最後になりますが、Tutorとして温かいご指導をいただきました浅野先生、他のTutor及びYIの先生方、運営委員会の方々、MWSをサポートいただいた企業様に厚く感謝を申し上げます。他にはないこの会が今後も続き、ますます発展するよう、心より祈念いたします。
横井 茉里(京都大学大学院薬学研究科/京都大学大学院医学研究科附属がん免疫総合研究センター)

一期一会からの繋がり、そして未来へ
MWS初日、亀田委員長のこの言葉は、セミナーが進むにつれて、単に沖縄という場所だけでなく、非日常の雰囲気を作り上げてくださったTUの先生方のお力添えがあってこそだと実感するようになりました。
MWSへの参加が決まった数カ月前から、専門分野の異なるメンバーとのチュータリングが始まりました。最初の取り組みは、あだ名を決めることからでした。全員が初対面でしたが、TUである由雄先生のお人柄もあり、数回のWebミーティングを経ただけで、MWS初日にはまるで旧知の仲との再会のような安心感に包まれていました。そして、その関係性の輪を20〜30人のセミナー参加者へと広げるのに時間はかかりませんでした。年齢や職種の壁を超えた距離の近さ、そして踏み込んだ話ができる環境をTUの先生方が作ってくださったおかげで、自由時間や食事時間も含め、研究や進路について活発な相談や議論ができたと感じています。
また、MWSでは、発表時間15分、質疑応答時間15分と、ディスカッションを重視したプログラムが組まれていました。質疑応答では、質問に対する回答からさらに新たな質問が生まれ、別の先生が異なる視点から意見を投げかける。同じ「臨床免疫」という分野を研究していても、専門領域や実験手技が異なるからこそ、多様な視点からの問いが生まれ、新たな可能性に気づく貴重な機会となりました。
さらに、最後の講評では、TUの先生や亀田委員長から、研究内容だけでなく、発表スライドの示し方についてのご指導もいただきました。研究が基礎寄りになればなるほど見落としがちな臨床実装の視点、そして聴衆に合わせたスライド作成の重要性を改めて認識させられました。このメンバーが一同に会すことは今回だけかもしれませんが、MWSで得た繋がりは、一時的なものではなく、今後の研究に活かせるものだと確信しています。今回出会った先生方との交流を大切にしながら、研究を発展させていきたいと考えています。
最後になりますが、由雄先生をはじめ、TUの先生方、YIの先生方、そしてスポンサーや事務局の皆様に、心より感謝申し上げます。
横溝 志保(九州大学大学院歯学研究院/口腔顎顔面病態学講座 顎顔面腫瘍制御学分野)

MWS2025に参加して
4日間MWS2025に参加させていただき、ありがとうございました。
違う分野の先生方の発表はとても面白く、濃い内容にも関わらず、理解しやすいプレゼンテーションに大変刺激を受けました。YI同士で質問している内容を聞くのも大変勉強になりました。
当時私は、研究が思うように進まず、試行錯誤を重ねている最中だったため、同じ領域の研究を行っている先生の実験手技に関する具体的なアドバイス、違う分野の先生からのご意見をいただき、とても参考になりました。いただいた意見をもとに今後も精力的に研究に取り組みたいと思います。
今回、私が唯一の歯科医師としての参加であったため、当初は緊張しておりましたが、飲み会やフリータイムの時間では分野を超えて気さくにお話しさせていただいて、とても楽しい時間を過ごすことができました。沖縄という普段とは異なる環境での勉強会は気分転換になりつつも、今後の研究のモチベーションを高めることもでき、他では得難い経験になりました。
最後になりましたが、直接ご指導をいただきましたTutorの藤枝先生、YIの皆様方、またこのような貴重な場を用意いただきました先生方、事務局の方々に感謝申し上げます。
吉富 小都(九州大学大学院医学系学府医学専攻1年 神経内科学)

Seriously……?
私のMidwinter Seminar 2025は、Seriouslyに始まりました。
本セミナー初日、背中に“SERIOUSLY”のロゴの入った服で参戦した結果、図らずもそれがニックネームとなってしまったのです。
初対面の者同士がニックネームで呼び合うのはいささか抵抗がありますが、Welcome Discussionにおける自己紹介で各自のあだ名を決めたことで、一気に距離が縮まり、年齢や分野関係なく瞬時に打ち解けました。潤滑油として立派な仕事をしてくれた初日の服とあだ名に感謝です。セミナーを通して、「さとぽんぬ」(下の名前が「さと」のため)、はたまた「Seriously」と呼ばれていたわけですが、このセミナーは、seriously(本気)でexciting(楽しい)なものでした。
そんな前置きはさておき、私が感じた本セミナーの特徴をseriouslyに(真面目に)述べようと思います。
第一に、発表を聴く・理解するだけにとどまらない、互いの研究をさらにレベルアップさせることのできる最高の環境だったということです。セミナーに参加する前から存じていたものの、YIの先生方のご研究は本当にハイレベルで、必死に食らいつく毎日でした。本セミナーは、他分野の方が参加することを前提にスライドを作成するので、発表を聴講するだけで基本知識から研究の最前線、そしてその分野が直面している問題点まで一挙に網羅できます。それだけでも大変ありがたく、実際、聴くだけでお腹いっぱいになりますが、本セミナーの主旨は、自身の研究内容を明快に伝えることではなく、他分野の参加者からの質問・意見をたくさん浴びて、見聞・視野を広げ、研究を発展させることだと思います。YIのセッションでは、発表が終わるやいなやマイクの前にずらっと列ができ、たくさんの質問が飛び交い、他のどんな学会よりも濃密な時間を過ごしました。
私自身、分野が違えば些細なことに疑問を抱くのは当然というスタンスなので、実験手技でも前提知識でも、どんなことでも質問やコメントをした方がいいと考えています。
それは、自分であれこれと調べるよりもその道のプロに聞いた方が手っ取り早く端的な回答を得られるからであるのはもちろんですが、質問を頂く立場からすると、他分野の先生方からのご意見にハッとさせられることが多々あり、自分では気づけなかった発展性を見出せるからです。私は普段、末梢神経という局所に存在する免疫細胞の挙動しか評価していないため、今回のセミナーで小児科、膠原病・リウマチ科をはじめ様々な分野の先生方からいただく質問・コメントが新鮮で、沖縄から帰って早速指導教員に報告し、今後の研究計画にフィードバックしました。自分がいかに井の中の蛙だったかを痛感しただけでなく、他の見地からの建設的なご意見を享受する機会がいかに貴重かを再確認する契機となったとともに、多大なる刺激を受けました。今後参加される皆様も、ぜひ、お互いの研究をレベルアップさせる意識で自由闊達な意見交換をしていただければと思います。
第二に、人とのつながりが強固に育まれるということです。
セッションの合間に度々設けられている休憩時間や食事中に、チューターの先生方やYIの先生方と談笑したり、フリータイムでのアクティビティ・観光を通し、4日間で驚くほど仲良くなりました。また、毎日席替えがあるのですが、隣になった人とも、セッション前後などの細切れの時間に話したり、講演会場を出てすぐのビーチを一緒に散歩したり、写真を撮ったりして楽しみました。心を開ける関係を築けたのは、少人数で4日間ずっと過ごしたから、だけでなく、一人ひとりがセッションにseriouslyに(真剣に)向き合い、そして質疑応答で自由に意見をぶつけることのできるexcitingな(刺激的な)環境に身を置き、皆の気持ちが同じ方向に向いていたからだと思います。
本当に濃くて、楽しくて、最高な4日間を皆様と過ごすことができ、幸せです!
最後になりますが、参加する機会を与えて下さった磯部紀子教授、大変ご多忙の中、ご指導いただきましたTutorの浅野孝基先生、様々なご意見をいただき、ともに充実した4日間を過ごしたYIの皆様、臨床免疫学会、協賛企業、運営事務局など本セミナーに関わる皆様に心より感謝申し上げます。


