Midwinter Seminar 2019
恒例となった万座ビーチで、第12回目の開催を迎えたMWS。
今回も臨床免疫学の次代を担う数多くの研究者たちによって、活発な討議が行われました。
2月27日(水)
16:30~16:45 | 開講式/オリエンテーション |
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16:45~17:05 | MWS2019 Keynote Address: 多様性の大切さ 東邦大学医学部内科学講座 膠原病学分野 亀田 秀人 |
17:05~17:25 | SC Talk1: いま、臨床免疫学が最高におもしろい! 産業医科大学医学部 第1内科学講座 田中 良哉 |
17:30~19:00 | Session A:“Inflammation and Infection” Tutor: 熊本大学大学院生命科学研究部 皮膚病態治療再建学 福島 聡 Tutorʼs Talk A: がん免疫最前線と今後の課題 A-YI-1: IKBKB機能獲得型変異による新規免疫不全症 A-YI-2: 運動により産生されるコルチコステロンはCXCL12/CXCR4を介して一過性の免疫抑制を引き起こす |
2月28日(木)
8:00~10:00 | Session B:“Macrophages” Tutor: 川崎医科大学 リウマチ・膠原病学 向井 知之 Tutorʼs Talk B: 天使が教えてくれたこと Cherubismからの学び B-YI-1: SLEモデルマウスにおける最終糖化産物受容体(receptor for advanced glycation endproducts : RAGE)の果たす役割 B-YI-2: シェーグレン症候群の病態形成における Toll 様受容体を介した自然免疫の関与 B-YI-3: メラノーマに対するOX40L遺伝子導入iPS細胞由来マクロファージ療法の開発 |
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10:15~12:15 | Session C:“Pathogenic protein modifications” Tutor: 北海道大学大学院医学研究科 免疫・代謝内科学分野 藤枝 雄一郎 Tutorʼs Talk C: 自己免疫疾患における抗原提示機構 C-YI-1: 自己免疫性関節炎モデルマウス及び関節リウマチにおける シトルリン化Inter α trypsin inhibitor heavy chain 4(cit-ITIH4) の検討 C-YI-2: 脱ユビキチン化酵素をコードするCYLDの変異は原発性免疫不全症を引き起こす C-YI-3: 糖脂質の免疫調整機能 スルファチドの多発性硬化症病態への関与を考える |
13:30〜13:50 | RC Talk: 全身型若年性特発性関節炎およびマクロファージ活性化症候群の病態解析と新規治療法の開発 金沢大学医薬保健研究域医学系 小児科 清水 正樹 |
14:00~16:00 | Session D:“Immune response against the organ or tissue” Tutor: 広島大学大学院 小児科学 岡田 賢 Tutorʼs Talk D: 単一遺伝性疾患からヒトの免疫を学ぶ ~原発性免疫不全症(PID)患者の病態解析に基づくヒト免疫学~ D-YI-1: ループス腎炎のポドサイトにおけるSLAMF6分子を標的とした機能解析と治療応用の可能性 D-YI-2: 皮膚T細胞リンパ腫におけるCD137リガンドの発現および機能解析 D-YI-3: 抗甲状腺抗体陽性精神疾患における抗NR1抗体・抗NR2B抗体と 認知機能の関係の検討 |
16:10〜16:30 | SC Talk2: 女性生殖器の粘膜免疫と乳酸菌 日本大学医学部 病態病理学微生物分野 早川 智 |
3月1日(金)
8:20~10:20 | Session E:“Gut Mucosal Immunity” Tutor: 大阪大学医学系研究科 癌免疫学 藤木 文博 Tutorʼs Talk E: ビタミンA代謝とメモリーT細胞 E-YI-1: MR1拘束性T cellを活性化する新たなリガンドの同定 E-YI-2: 腸管上皮バリアにおける転写因子JunBの役割 E-YI-3: 潰瘍性大腸炎に対する青黛による新規治療メカニズムの解明 |
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10:30~12:30 | Session F:“Network biology” Tutor: 産業医科大学 第一内科学講座 中野 和久 Tutorʼs Talk F: 自己免疫疾患におけるエピジェネティクス F-YI-1: 全身型若年性特発性関節炎に合併したマクロファージ活性化症候群における病態理解と病勢評価指標確立を目指した網羅的サイトカイン解析 F-YI-2: NGSを用いた肝細胞癌の免疫学的サブクラスと免疫治療への応用 F-YI-3: マルチオミクス解析による関節リウマチの病態解明 |
19:30〜20:00 | 産学連携セッション: Drug Discovery Driven by Antibody Engineering Technologies Chugai Pharmabody Research Pte.Ltd. CEO and Research Head 井川 智之 |
3月2日(土)
8:00~10:00 | Session G:“Tumor immunity” Tutor: 国立精神・神経医療研究センター神経研究所 免疫研究部 佐藤 和貴郎 Tutorʼs Talk G: Unmet Medical Needsに応える神経免疫学研究 G-YI-1: Long non-coding RNAに由来する癌抗原ペプチドの同定 G-YI-2: PD-1阻害誘導性乾癬様皮膚炎の病態解明とIL-6標的療法の妥当性の検討 G-YI-3: 多発性骨髄腫に対する活性型インテグリンβ7を標的とした新規CAR T細胞療法の開発 |
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10:15~11:45 | Session H:“Immune cell differentiation” Tutor: 慶應義塾大学医学部 消化器内科 中本 伸宏 Tutorʼs Talk H: 腸内細菌と肝臓疾患 H-YI-1: SLE患者T細胞におけるSRSF1発現低下はRasGRP1スプライシング異常を引き起こす H-YI-2: ヒトB細胞分化における免疫細胞代謝の重要性と1型糖尿病への治療応用 |
11:50~12:00 | 講評/閉講式 |