Midwinter Seminar 2020
恒例となった万座ビーチで、第13回目の開催を迎えたMWS。
今回も臨床免疫学の次代を担う数多くの研究者たちによって、活発な討議が行われました。
2月19日(水)
16:45~17:05 | MWS2020 Keynote Address:多様性の大切さ 東邦大学医学部内科学講座 膠原病学分野 亀田 秀人 |
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17:05~17:25 | SC Talk1:今、臨床免疫学が最高におもしろい! 産業医科大学医学部 第1内科学講座 田中 良哉 |
17:30~19:00 | Session A:“Regulatory Role of T Cells” Tutor: 広島大学大学院 小児科学 岡田 賢 Tutorʼs Talk A: 単一遺伝性疾患からヒトの免疫を学ぶ A-YI-1: Attenuation of percutaneous sensitization by oral tolerance induction is independent of Treg-mediated immunosuppression in the skin A-YI-2: マウス自己免疫性関節炎におけるRORγt+Foxp3+制御性T細胞(Tr17)の機能解析 |
2月20日(木)
8:30~10:00 | Session B:“Macrophages” Tutor: 北海道大学大学院・医学研究院 免疫・代謝内科学教室 藤枝 雄一郎 Tutorʼs Talk B: 全身性エリテマトーデスの病態・治療戦略 B-YI-1: B細胞におけるS-adenosylmethionine合成酵素Mat2aの役割とその阻害による影響 B-YI-2: 単一細胞解析を用いた強皮症患者・モデルマウスのB 細胞の検討 |
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10:15~12:15 | Session C:“組織炎症 Tissue Inflammation” Tutor: 大阪大学医学系研究科 癌免疫学 藤木 文博 Tutorʼs Talk C: 癌免疫療法 C-YI-1: IL-1βによる潰瘍性大腸炎のグルココルチコイド反応性の予測検討 C-YI-2: IgG4関連疾患におけるフラクタルカイン受容体陽性ヘルパーT細胞の役割の検討 C-YI-3: 次世代シークエンサーを用いたIgG4関連眼疾患の遺伝子解析 |
13:30〜13:50 | RC Talk: リウマチ性疾患における血漿由来エクソソーム内在マイクロRNA解析とバイオマーカーの可能性 埼玉医科大学 リウマチ膠原病科 和田 琢 |
14:00~15:30 | Session D:“JAK-STAT pathway” Tutor: 川崎医科大学 リウマチ・膠原病学 向井 知之 Tutorʼs Talk D: シグナル伝達異常と疾患 D-YI-1: STAT1機能獲得型変異の分子病態の解明 D-YI-2: ポドサイト(たこ足細胞)に発現するsuppressor of cytokine signaling3(SOCS3)はイミキモド誘発性ループスにおける糸球体腎炎を抑制する D-YI-3: 抗甲状腺抗体陽性精神疾患における抗NR1抗体・抗NR2B抗体と 認知機能の関係の検討 |
15:30〜15:50 | SC Talk2: 腸内細菌が原因の肝臓疾患 慶應義塾大学医学部内科学(消化器) 金井 隆典 |
2月21日(金)
8:30~10:00 | Session E:“Hawk eyes” Tutor: 産業医科大学 第一内科学講座 中野 和久 Tutorʼs Talk E: 自己免疫疾患におけるエピジェネティクス E-YI-1: 網羅的遺伝子発現解析を用いたベーチェット病に関与する末梢血免疫細胞サブセットの検討 E-YI-2: 全身性エリテマトーデスの症状発現の予測は可能か? |
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10:30~12:00 | Session F:“がん免疫療法” Tutor: 国立精神・神経医療研究センター神経研究所 免疫研究部 佐藤 和貴郎 Tutorʼs Talk F: 神経免疫学のフロンティア領域 F-YI-1: 悪性黒色腫に対する4-1BBリガンド導入iPS細胞由来ミエロイドラインを用いた免疫療法 F-YI-2: ビフィズス菌をプラットフォームとしたWT1タンパク経口ワクチンの抗腫瘍効果 |
19:30〜19:50 | RC Talk2: 粘膜免疫と常在微生物叢解析を基盤としたdysbiosis関連疾患の制御 大阪市立大学大学院医学研究科 ゲノム免疫学 藤本 康介 |
2月22日(土)
8:00~9:30 | Session G:“Neuroimmunology” Tutor: 慶應義塾大学医学部 消化器内科 三上 洋 Tutorʼs Talk G: 神経免疫連関と粘膜免疫 “Neuroimmunology and Mucosal immunity” G-YI-1: ループスモデルマウスにおける睡眠障害ストレスによる精神神経病態への影響 G-YI-2: 免疫介在性肥厚性硬膜炎の免疫学的・画像的解析による疾患活動性評価及び病態解明研究 |
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9:45~10:45 | Session H:“マウスが繋ぐ臨床と基礎研究” Tutor: 東京大学大学院医学系研究科 皮膚科学 吉崎 歩 Tutorʼs Talk H: 「臨床」免疫学者の果たす役割 H-YI-1: Tankyraseと自然免疫 |
10:45~11:00 | 講評/閉講式 |