Midwinter Seminar 2018
恒例となった万座ビーチで、第12回目の開催を迎えたMWS。
今回も臨床免疫学の次代を担う数多くの研究者たちによって、活発な討議が行われました。
2月21日(水)
16:30~16:45 | 開講式/オリエンテーション |
---|---|
16:45~17:05 | MWS 2018 Keynote Address: 多様性の大切さ 東邦大学医学部内科学講座 膠原病学分野 亀田 秀人 |
17:05~17:25 | RC Talk1: Bone is Dynamic ! 希少疾患研究から始まった骨免疫制御機構解明への挑戦 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 腎・免疫・内分泌代謝内科学 松本 佳則 |
17:30~19:00 | Session A:“Immunodeficiency” Tutor: 慶應義塾大学医学部 消化器内科 中本 伸宏 Tutor's Talk A: 腸内細菌はPSC/IBDの病態に寄与する A-YI-1: 膠原病患者におけるサイトメガロウイルス再活性化リスク因子の前方視的検討 A-YI-2: PI3K異常症におけるB細胞でのAKTの過剰リン酸化についての検討 |
2月22日(木)
8:30~10:00 | Session B:“Innate immunity in cancer and vascularization” Tutor: 慶應義塾大学医学部リウマチ内科 山岡 邦宏 Tutorʼs Talk B: 自然免疫からみた自己免疫疾患 B-YI-1: Batf2のIL-12p40発現促進による抗腫瘍効果について B-YI-2: 網膜虚血におけるVascular NormalizationにM1M2マクロファージの極性と局在が関与する |
---|---|
10:15~12:15 | Session C:“Lymphoactivation and modulation” Tutor: 北海道大学大学院医学院・医学研究院 免疫・代謝内科学教室 保田 晋助 Tutorʼs Talk C: SLEの病態を考えてみよう C-YI-1: 自己免疫性筋炎の発症におけるIL-21の役割 C-YI-2: MRI正常・多発性硬化症類似の脳脊髄炎 C-YI-3: TCRシグナル低下が腸管免疫、自己免疫に与える影響 |
13:30〜13:50 | RC Talk2: 癌微小環境における免疫抑制機構とその克服法 慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所 細胞情報研究部門 谷口 智憲 |
13:50~15:20 | Session D:“Signal molecule abnormality in immune disease” Tutor: 久留米大学医療センター リウマチ・膠原病センター 山崎 聡士 Tutorʼs Talk D: 炎症性疾患におけるRNA代謝異常の関与 D-YI-1: 関節リウマチの滑膜増殖におけるシグナル分子発現異常と制御に関する研究 D-YI-2: 既知疾患関連遺伝子に変異が同定されなかった複合型免疫不全症例の解析 |
15:30〜15:50 | SC Talk1: 研究生活と思い描いていた夢 筑波大学医学医療系内科(膠原病・リウマチ・アレルギー) 松本 功 |
2月23日(金)
8:20~9:50 | Session E:“Cytokines and Chemokines” Tutor: 産業医科大学 第一内科学講座 中野 和久 Tutorʼs Talk E: 自己免疫疾患におけるエピジェネティクス E-YI-1: 表皮に発現するdermokineの役割 -遺伝子欠損マウス作成による解析- E-YI-2: Th17 cell migration and CCL22/17-CCR4 axis are crucial in the crescentic glomerulonephritis model: the translational research from bedside to bench |
---|---|
10:00~10:20 | RC Talk3: 研究の先にあるもの ~PMDAの経験から伝えたいこと~ 熊本大学医学部附属病院 総合臨床研究部 研究シーズ探索センター 工藤 英郎 |
10:20~11:50 | Session F:“Receptors and ligands” Tutor: 熊本大学大学院生命科学研究部 皮膚病態治療再建学 福島 聡 Tutorʼs Talk F: 免疫チェックポイント阻害薬と免疫細胞療法 F-YI-1: 皮膚免疫制御におけるPD-1/PD-L1経路の機能解析 F-YI-2: シェーグレン症候群唾液腺におけるToll-like receptor7-9の発現および機能解析 |
19:30〜19:50 | SC Talk2: 横断的免疫学から疾患の克服へ ~臨床免疫学会の時代がやってきた~ 東京医科歯科大学 膠原病・リウマチ内科学 上阪 等 |
2月24日(土)
8:00~9:30 | Session G:“Vascular immunopathology” Tutor: 札幌医科大学医学部 病理学第一講座 塚原 智英 Tutorʼs Talk G: がん抗原を標的とした免疫療法 G-YI-1: 増殖性ループス腎炎では内皮細胞傷害がネフローゼ症候群の進展に重要な役割を果たす G-YI-2: KLF5, Fli1 二重ヘテロ欠損マウスの血管新生および脈管形成の異常に関する解析 |
---|---|
9:45~11:15 | Session H:“Antigen-specific T cell responses” Tutor: 広島大学大学院 小児科学 岡田 賢 Tutorʼs Talk H: 原発性免疫不全症の解析からヒトの免疫を学ぶ H-YI-1: パラジウムアレルギーモデルマウスを用いたフェキソフェナジン塩酸塩の遅延型過敏反応の抑制について H-YI-2: 多発性筋炎のin vitroモデルにおいて細胞傷害性Tリンパ球は非壊死筋細胞の内部に侵入し筋細胞の非apoptosisによる細胞死を誘導する |
11:20~11:30 | 講評/閉講式 |