Midwinter Seminar 2022
恒例となった万座ビーチで、第15回目の開催を迎えたMWS。
今回も臨床免疫学の次代を担う数多くの研究者たちによって、活発な討議が行われました。
4月28日(木)
16:50〜17:10 | Keynote Address :MWSの歴史と多様性の大切さ〜関節リウマチなど免疫疾患の克服を目指して 亀田 秀人(東邦⼤学医学部内科学講座 膠原病学分野) 亀田 秀人 |
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17:10〜17:30 | SC Talk 1:今、臨床免疫学が最高におもしろい! 田中 良哉(産業医科大学 第1内科学講座) |
17:30〜19:00 | Session A “Clinical Cancer ImmunoResearch” Tutor: 三上 洋平(慶應義塾大学内科学教室 消化器) Tutorʼs Talk A: 炎症性腸疾患における免疫学的病態と臓器連関 YI-1:IFN-βあるいはIL-15/IL-15Rαを産生するiPS細胞由来のミエロイドラインを用いたメラノーマに対する免疫細胞療法 YI-2:がん特異的抗原構造の同定とそれを標的としたCAR T細胞療法の開発 |
4月29日(金)
08:30〜10:00 | Session B “T cells and Human Disorders” Tutor: 松本 佳則(岡山大学リウマチ膠原病内科) Tutorʼs Talk B: アダプター蛋白3BP2を取り巻くシグナルネットワークと臨床免疫 YI-1:IgG4関連疾患の病態におけるTIGIT陽性濾胞ヘルパーT細胞の役割 YI-2:CD4陽性T細胞中のT-betはRORγtの発現と機能,及びIL-17A産生を抑制し自己免疫性関節炎を制御する |
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10:30〜12:00 | Session C “CD11c陽性B細胞と自己免疫” Tutor: 藤木 文博(大阪大学 癌ワクチン療法学寄附講座) Tutorʼs Talk C: メモリーT細胞と癌免疫療法 YI-1:視神経脊髄炎におけるCD11c陽性B細胞の病原性の解明 YI-2:T-bet+CD11c+B細胞は解糖系優位の代謝偏向にて分化しIL-6産生を介してSLE病態に関与する |
13:30〜15:00 | Session D “Mouse Disease Models” Tutor: 岩田 慈(和歌山県立医科大学 リウマチ・膠原病科) Tutorʼs Talk D: SLEの病態解明と新規治療戦略の探求 YI-1:melanoma-differentiation associated protein 5 (MDA5)免疫肺炎症モデルの確立と病態解明 YI-2:精神神経ループスにおけるミクログリアの病態関与の解明と新規治療ターゲットの探索 |
15:00〜15:20 | SC Talk 2:重症喘息の分子標的治療:基礎から臨床へ 中島 裕史(千葉大学大学院医学研究院 アレルギー・臨床免疫学) |
4月30日(土)
08:30〜09:30 | Session E “Immunopathology of COVID-19” Tutor: 大西 秀典(岐阜大学大学院 医学系研究科 小児科学) Tutorʼs Talk E: 構造生物学的視点からの自然免疫異常症の病態解明 YI-1:腸管上皮におけるSARS-CoV-2感染と腸内細菌叢の関与 |
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10:00〜11:30 | Session F “治療標的フロンティア” Tutor: 佐藤 和貴郎(国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 免疫研究部) Tutorʼs Talk F: 脳神経内科疾患と臨床免疫学 YI-1:バクテリオファージを用いた原発性硬化性胆管炎に対する新規治療法の開発 F- YI-2:CD34+THY1+滑膜線維芽細胞サブセットは骨芽細胞・軟骨細胞への高い分化能を有する |
12:30〜14:00 | Session G “Sustainable Treatment Goals (STGs)” Tutor: 藤枝 雄一郎(北海道大学 大学院・医学研究院 免疫・代謝内科学教室) Tutorʼs Talk F: リウマチ膠原病診療におけるSTGsの実践 G- YI-1:腸内細菌に着目した急性移植片対宿主病の新規制御法の開発 G- YI-2:関節リウマチの免疫細胞プロファイリングによる治療抵抗性予測因子としての樹状細胞前駆細胞(pre-DC)の同定 |